うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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橘
六月も晦日の寺の輪を潜り後半年の無事を祈りぬ
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きくゑ
翡翆色 粒ゆれる枝こもれびの やがて柘榴に 染まる夏櫨
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名鈴
みなつきね 川に流るる 麻共に 夏越の祓 畏みて為す
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へし切
凛として咲く花の如くひとり立つ 君と歩みし道をさがして
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綴迷停
一区切り割り切る気持ち湧きたてば違う方向で物事が見え
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綴迷停
もういいや諦めにも似たこの感情けじめとしての思いに置き換え
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綴迷停
だからとて逃げてばかりじゃしょうがない向かわなければ何も始まらず
1
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音弥
猛暑から極寒へ変わる気温さえあっぱれ人は対応可能だ
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綴迷停
五七五七七リズムに乗れば心地良く素敵な言葉選べば尚に
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桃山
遊歩道行きかう人のそれぞれがオリジナルマスクのお洒落に徹す
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葛城
コロナ禍に熱波くははる水無月盡 老いの命の盡きもこそすれ
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詠み人知らず
粘る彼 取り組む姿勢 棋士の様 対局できぬ 闘志の威圧
6
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綴迷停
ただ逃げてかわすばかりじゃ意味がない向かいながらも見直す事を
1
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舞
地平から続く平原道広き梅雨なき街の大空の風
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緒川みるな
一瞬に子供の命奪ひ去る許されざらむ飮酒運轉
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び わ
傘さしてあちこち眺め銀行に商店街の寂しさ感じ
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岩本菫
休み休みの学校に吾子復活優しい友だちとラインす
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あぶく
譲り受く母の日傘の裏地には小傷のちさき繕ひのあり
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ryotak
朝ぼらけ、うねる山道、たえだえに現れわたる競技自転車
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詠み人知らず
頭垂れ 彼の影を 追いかける 顎を掴まれ 上を向き歩く
3
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