うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
もちづきあきひろ
もの言わぬ臥床の老人窓見上げ夏の光に唇ふるわす
6
もっと見る
-
タイム
初孫よ我の代はりに見ておくれ夢の未來の二十二世紀を
6
もっと見る
-
横井 信
夕暮れの川面に踊る赤とんぼ夏の木陰の風にささやく
16
もっと見る
-
橘
別れゆく夏の名残りのルドベキア積乱雲を背に乱れ咲く
15
もっと見る
-
ながさき
為政者は いよいよ変に なりぬるか 他人の苦痛に どこ吹く風と
15
もっと見る
-
うすべに
疲れ果て 緑のカーテンにがうりの ちいさいままに黄色く熟す
8
もっと見る
-
可不可
映し身と闘ひ抜いて摑み奪る 旗は一竿 けふ決勝
5
もっと見る
-
灰色猫
斜塔から落とした卵が雛になり翼となって希望になった
11
もっと見る
-
灰色猫
反芻をする器官とかいりませんミルクで愛を授かったので
6
もっと見る
-
灰色猫
さびしげに君が見ている追憶の海が日の出でありますように
11
もっと見る
-
灰色猫
アメリカンコミック並みのクールさでお好み焼きをひっくり返す
6
もっと見る
-
国士
一刻と 近づく冬に 怯えつつ 机に向かう 受験生かな
3
もっと見る
-
へし切
ワクチンに 乙女、壮士の群れ集ふこころも知らず 慌つさまなり
12
もっと見る
-
滝川昌之
残暑避け秋物並ぶウィンドウのアースカラーに眼を休めいる
15
もっと見る
-
行宮偏（仮之名）
イベントという程もないイベントの後パーティーの人数増えて
2
もっと見る
-
卯月
知ってる？ とピアノの奥で歌う墓ここは冷たい北の国だよ！
2
もっと見る
-
ななかまど
陽の匂いうれしく肩に取りためて穂波さわさわ田おもてに秋
11
もっと見る
-
夕桐
提灯も櫓太鼓も荒ぶれど 文庫結びの羽待ち掛けむ
5
もっと見る
-
詠み人知らず
帰り道 秋刀魚の焼ける 良き匂い 秋じゃなと笑う 君の骨嫌い
3
もっと見る
-
名鈴
恋夫と 夢の心地に 語らひつつ 日日並べてほる なほ覚めざれと
13
もっと見る
