うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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橘
栗ご飯イメージ描く手に痛い鬼皮渋皮剥ぎ除きては
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へし切
誰にまた 心うつすか月草の色も幽けき この夕べかな
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きくゑ
芳しい新茶の湯気が朝霧にヌワラエリヤより流れ生づるも
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詠み人知らず
温かく 彼が真横で 寝てくれた 頬にキスして 頭を撫でる
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音弥
夜の雨に湿った地面踏みしめて軽走に慣らす新品スニーカー
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詠み人知らず
玉子焼き 変わらぬ味は 祖父の味 旨いと言った 彼に喜び
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ひげじぃ
ひとり逝きふたり去りゆく秋の入り 生きることとは生きつづけること
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桃山
颱風の進路を見ては草花の養生をする忙しない朝
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葛城
無機質なブロック塀の佇まい手間の要らぬを今は羨む
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朝比奈
東雲の小暗き中を浴場より爽やかに一人回廊を戻る
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舞
わらす子はどんだぁ夢みる そのまなぐ わだば忘れた空の色だべかぁ
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Aquarius
警察が推定無罪の建前も全マスコミは確定有罪
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Aquarius
松茸がキロ百円では味もなしコロナでないに香りせぬとは
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Aquarius
欧米の文化はやがて極東の日本において洗練される
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みっさん
いつの間に秋風吹くやハンガーの袖通さぬ夏服あるに
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みっさん
我が慕ふ半身の君何何処にや我独り居る部屋の空虚さ
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Aquarius
極東のカースト国家日本でヒエラルキーは至るところに
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び わ
彼岸花家内写して吾がスマホ映し出された画像に感動
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茂作
岩船の笑ひ佛は大岩を 庇に借りて雨風を過ごす
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千映２
右乳房無くした母のお見舞いは目に焼き付く 彼岸花の咲く
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