うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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恣翁
お互ひに連れを思ふも 一言も口こそ利かね 翌日も雨
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詠み人知らず
繰り返す 切れど切れども 変化なし 演じて過ごす 日に嫌気さし
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茂作
晝餉時雲居に聞こゆジェット音 天つ空曵く乙女のカート
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横井 信
渋柿のたわわにみのる細枝に秋のかおりの風はよりそう
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早花
手を繋ぐだけでは足りず抱きしめた腕に伝わる 君の体温
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タイム
図書館ではじめて借りた孫の本 この時世がら消毒必須
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柊+
囲炉裏端 岩魚一尾がほとほとと 夏の孤独を匂いたたせり
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ひげじぃ
大しけの前ぶれなるか窓外の風雨ひょうひょう泣きし吾のごと
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萱斎院
秋の雨 風よぶそらのひさかたの月の桂の花な散らしそ
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可不可
二上の父母よりそふ山裾を 巡り巡りて黄昏るるまで
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仔柚
珈琲とミルクが混ざって珈琲ミルク そういう夫婦 これからも
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滝川昌之
糸島のどんな傷みも振り切れるブランコ秋の夕景に在り
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うすべに
秋風に元気なくしたこおり旗 すじ雲さして千鳥はばたく
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ななかまど
咲く頃の節になりても曇る空曇らせたまま咲く曼珠沙華
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名鈴
昼ながら 雲重なりて 生暗し あな憂野分の 夜半に荒ぶや
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詠み人知らず
下手な歌 聞いてくれるは 元ボーカル 彼に聞かせる 鉄の心臓
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詠み人知らず
コロナ渦 二度の注射も 意味がなく 亡くなる意味を 誰に聞けばいい
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トウジさん
暖在りし残りしままに消炭はバーベキューコンロ団欒のあと
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千葉 甫
陽光をまともに浴びて閃光を放つものある窓の内から
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Aquarius
嫌われていつしか二倍好きになり中途半端が常に良くない
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