うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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庭鳥
風車ラムネごくごくスイカ割り梅酒をゴクリ林檎飴噛む
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紫苑
横なぐりの雨は逢瀬の未練など消し去るごとく水嵩を増す
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きりあ
窓を開け朝の空気を取りこんだ満ちる花の香ふたりの部屋に
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詠み人知らず
後朝を思へば悲し幾つもの夜を越えて咲く汝を忘れず
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みやた〜
飛び散った夏の花火の残響の耳に残ったひとつひとつが
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まき
この熱に大事なものを溶かされて失くしてばかり夏がまた来る
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まき
ひそやかに贈り合っては笑い合ううたを僕らは味方につけた
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詠み人知らず
なにもないこの世の中でなにもない君となにかをし続けている
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螢子
雨降りの朝あちこちに蜘蛛でたる神のお使いと祖父の教え
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螢子
一夜明け 静かなる朝となる 七月八日 今日の雨降る
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笑能子
足踏みの空の加減に惑わされ傘を閉じたりまた広げたり
4
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ちりピ
正しいということをねじまげながらねじまげながら生きてる たぶん
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ひの
ニュースから泣き声がしない今日もまた箸の先っぽ木の味がする
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文月郁葉
砂浜に君のサンダル落ちていてひと夏だけのシンデレラ追う
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詩月恵
この雨は誰の涙の代わりかな溢れる想い堪えきれずに
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文月郁葉
耳もとで歌ってほしい輪郭のぼやけた月が沈む朝まで
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向日葵
この夜の月はとっても効きそうで ムーンストーンと月光浴する
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詠み人知らず
信じてくれるまで言い続けるよ「君が好きだ 好きだ 大好きだ」
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８月２４日生まれ
星が降る夜の思い出抱きしめて 孤独な明日に備えて眠る
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赤橙黄緑
滲みゆく幼き手の血無防備に笹の葉をもぎ広がる痛み
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