うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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じゆん
つまずいたひとだからこそつまずいてないてるひとのいたみがわかる
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紫苑
貝の吐く紫いろを受け容れし絹息づきてその色を増す
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鹿男あほでよし
しんちゃんも地球を救う運命を背負ったようだ、僕と同じで。
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氷魚
廻るのは輪廻するらし命の輪そっとはずれて後ろから見ている
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猿ノ丞狂介
滝の名は流れ絶ゆれど聞こえけり およそ羨しき三舟の才
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たんぽぽすずめ。
ビル街に 切れ込む空へ お祭りの子らと紛れて 辿る浅草
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浅草大将
ゆく夏を野辺に送れば夕煙立つかと見えて秋は来にけり
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氷魚
まなじりにうっすら光を滲ませて祖母が呟く「もうだれもしぬな」
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リンダ
吾を殴る同じ手で握るおにぎりは少ししょっぱい味がしました
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たんぽぽすずめ。
快速の 朝日に向かいためらいの小窓を開けて 星を返そう
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リンダ
わたくしを包む母の薬指 刻印が消えた指輪がひとつ
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たんぽぽすずめ。
泣き虫の らら は るるると秘めやかに胸をなだめてるるると消えた
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鈴桜
我見ゆる雲居にかかる彼の月をいかに見るらん君の想いは
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鈴桜
満つ月の隠れし時はありぬれど我が道照らす影はありけり
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イマイ
食べ頃を逃したプラムを見つめても変わりはしない きみは優しい
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８月２４日生まれ
このドアを開けた向こうが見たくなり 全てを捨てて一歩踏み出す
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リンダ
眩暈もち弱さ強さの狭間にて赤を抱きしめ夕焼けの中
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ほたる
渋谷には あらゆる雑多な魂が流れているの ふたり紛れて
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さまよいくらげ
セールスを振り切り歩く一点の弱いところも無く見えるかな
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リンダ
呉の海 波間に覗く黒い影 不安あおられ潜水艦に
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