うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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螢子
大恥をかいて傷つきそれでもなお「貴方が好きよ」壮春時代
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紫苑
おのれ撲つ勁きこころを持たざればよこしまのたね黒き芽を吹く
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さる
群鳥の飛び立つ姿 立冬の海を渡るや 南の国へ
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螢子
金色の朝陽浴びたり今朝の冬木枯らし一号忘れたるごと
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螢子
友待ちて苔むす庭に佇みし我がうしろすがたもしぐれていくや
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光源氏
誰もかくありけんと見ゆうたかたのおぼえて久し在りし日を見む
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光源氏
ありしかと思ひざらまくかかれどもありし心地は我ばかりかな
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光源氏
かへりしは君が御靈の白き箱いだきまゐらす九段の坂を
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光源氏
海原の風のなごりに散りまがふいづこをはかと定めなきこそ
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光源氏
いつまでも心に殘るいしづえとなつてゆかむとおほせしものを
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みなみぐち
道端の手袋みたい つきつめてもどこまでいってもひとりぼっちな
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ゼンマイ
ウツビョウをココロノカゼと言ったヤツカゼでジサツはしないですよね
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ムラサキセロリ
曖昧なまま白鳥の雛たちは飛んで飛んでユジノサハリンクス
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ゼンマイ
真っ暗で真っ白な霧午前五時 何かが起こりそうな感覚
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少納言バッテラ
電車待つ 待合室でゴホゴホと ひとせきしただけ みんな離れてく
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キノシタサトル
「首括るのに丁度良い枝振りだよ」と叔父さんが褒めてた桜
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キノシタサトル
この星の公転軌道を変えようと山ほど花火を買い込んでみる
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キノシタサトル
お祭りのくじ引きをする ふと君は「２等」と書かれた名札をつける
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キノシタサトル
金曜の濁った空気ざらざらで透明なのが不思議なくらい
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まるたまる
ひとときの熱情の跡被いたる吾がブラウスの鈕嵌める君
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