うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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猿ノ丞狂介
うつくしきものなればこそ損なひて無窮の永久にあらしめたけれ
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螢子
城山は桜紅葉の帯締めて時雨るる中に凛と立ちたり
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螢子
黒雲の下は時雨れているのだろう南無観世音呟いてみる
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中村夜
「触れていて」「離れないでて」「繋いでて」お願いどうかすべて満たして
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やながわ亜弥。
葉を千切り飾るオーラが映える夜ｄｉｎｎｅｒに月の明かりを選ぶ
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葉月きらら☆
あなたへの想い断ち切るその為にハサミを入れた髪と思い出
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やながわ亜弥。
ｋｅｙかえる 歌えるように唄うよう戒めを解く声を一重に
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じゃこ
三日月に座れないって知ってもうお星さまより明日のおひつじ座
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只野ハル
夢でさえ言われたことない好きが聞こえたふりして応えられない
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詠み人知らず
呟いた君の名前に頬よせるとびきり寒いこんな夜には
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只野ハル
雨の歌淋し悲しの涙歌去り行く傘を見送り濡れる
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向日葵
立ち止まり進めずいるのはただ単にまた靴紐が解けたせいだよ
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ほとり
外からの雨音のする浴室で水の気配にひたる夜です
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たみ
陰惨なニュースを肴に箸をとる非現実的日常人の心を如何に保たむ
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たみ
命奪ひ奪はれむとて育てしか親の慟哭天空に滿つ
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向日葵
今君に届けたいもの溶け込んだクリームシチューを煮込む夕暮れ
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紫苑
声ころし堰切るごとく哭く我を苛み包む詠ぞありける
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紫苑
北風のくちづけのごとひと刷毛の紅ふくみゐる白き山茶花
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山本克夫
特別のホチキスの針を手にしてゆれまどう月のひかりを綴じる
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山本克夫
肉まんをてのひらにのせる温もりまた冬がコンビニからやってきた
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