うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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四季野 遊
はよ君の色改まる秋の陽を待つとは言わず待てる今日の日
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たんぽぽすずめ。
北海のするめを分けて父と食み苦労話しに聞き手とならむ
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やましろひでゆき
けいさつにいふな お前の心臟の約半分は預かつてゐる
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四季野 遊
いざ給え俯く秋は侘しけれ薄紗を透る光拾いに
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司狼
スコールに殺して欲しい感傷が醜く残る灰皿の隅
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さまよいくらげ
くちばしを研ぎあげておく突っ込んで迷惑がられてみようと思う
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螢子
一日中印刷室に缶詰で印刷機様のご機嫌うかがい
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螢子
一階と四階何度も往復し使い走りや我は非常勤
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ほたる
生活の全てに君が染み込んでしまわぬように用意する孤独
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螢子
南の友より届く秋の幸柿栗そしてマロングラッセ
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武呂
舞ふ紅にこふこふとてと招かれば 手にとて知りぬる椛かな
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螢子
山茶花の垣根にちらほら花咲きて冬の姿の見え隠れする
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武呂
亡きあなた何時歸らんともいらへずに 泣きくらす君のおのありけむ
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粕春大君
野を分かつ秋の嵐に雁がねは雲ゐはるかに月を追ふらむ
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螢子
嵐の前静けさのなか寝待月姿かくして備えてをりぬ
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浅草大将
堀端を込むる狭霧も深川の眠りもはてじ泊のあとは
5
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東大寺
風の街 季節は巡り 色変わり あなたの事が 思い出される
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たんぽぽすずめ。
明日まで残す煙草が歌に消え向かいつ傘は氷雨に煙り
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東大寺
北へ行く 旅を幾度 重ねても あの日の君を 取り戻せない
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詠み人知らず
ああそうかここで台風登場か 私を巻き上げ運んで。オズまで
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