うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ななひと
ぽこぽこんぽこん、と脳みそを叩き続ける子供らのことは、もう考えまい。
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ななし野
潮風に錆びれたフェンス乗り越える君が 怖いと言えずに十一月
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田中ましろ
タスケテと息絶え絶えに伸ばす手を最初につかむ人を信じるな
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海月琉珠
墓碑なんかいらない 願わくば灰は畑に撒いて 実を熟れさせて
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海月琉珠
酒飲んで流す涙はアルコール小さな火種ですぐに火がつき
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ななし野
砂嵐止めば明星晴々と君と歩まんさらば霜月
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かわのふゆき
お前もか駅から五分のマンションよアウトレットが枕詞に
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やながわ亜弥。
思い出を秘めたこたちの唄をききキッチンに立つ明日は満月
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紫苑
薄ずみとあかねを綴じた夕焼けはことばの不協和音を拒む
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虫武一俊
のび太・カツオ・高校球児抜き去って「もし」が無くなっていくことを知る
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詠み人知らず
紅葉は秋に恋してなれる色かつて私も欲しかった色
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詠み人知らず
手に余り毬弾くよに幸せが誰か誰かの幸に繋がる
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才野
親戚に交叉いとこはいないから 自分で探す 君が好きです
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猿ノ丞狂介
海の中は常にもがもが溺死体あまの小舟の綱手かなしも
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猿ノ丞狂介
汝が袖をぬらす石をば砕かまし弓張月のいるにまかせて
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詠み人知らず
ゆっくりと不安が襲うマドンナの眠気の速度と同じくらいで
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まるたまる
こんな日も綺麗な言葉で詠いたいそう思ったら涙ぽろぽろ
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さる
わが部屋のサルコレ眺め悦にゐるどれも忘れぬ 思ひ出のあり
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まき
一生に一度の恋を東京のコインロッカーに預けたままだ
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光源氏
夕さればさがのもみぢに鳴く鹿の聲にもひびけ君が面影
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