うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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東大寺
薄絹の 衣をまとい 満ちる月 かぐやの夢も 懐かしきかな
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東大寺
透き通る 風のヴェールに 覆われて 君に捧げし コスモスの海
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東大寺
夕月を 西に仰げば 三ツ星の 並びたる空 君想う夜
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月光
夭折の 姉の写真を 飾る日は 穏やか過ぎて 悲しくもなく
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月光
啼くことを 忘れた鳥の 行く先は 紅い実の成る 森の湖
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虫武一俊
ほんとうの両親はどこと問いかけた夕やけ色のすべり台から
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かわのふゆき
氷河期阿鼻叫喚閑古鳥 車内で脅すペラペラの紙
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虫武一俊
亡んだらまだよかったの全身であらゆる風を受ける樹になり
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新田瑛
ここいらが潮時だろう飲み止しの缶コーヒーも冷めてしまった
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黒須牡丹
ログインが出来ずに寝返り打って壁 愛の言葉を言ってなかった
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ななし野
山中のバラバラ死体に訊きなさい二度ともどれぬ哀しみのこと
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中村夜
こんなにもあなたばかりを考える夜はやわらかい光が見える
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詠み人知らず
空に向け雲よ飛んでけ吹いてみた君の空まで風届いたかな
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詠み人知らず
楽しみは君の空気にうちとける夢路通えるまどろみのとき
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詠人不知
干戈の理 空しき悲し 独り夜は 聖夜の徂くを 忍びてぞ泣き
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山桃
凍む風の射る夜の月の的黒み見る人もなき弓いくさかな
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浅草大将
見渡せば夜半の雪こそ花川戸あけてぞ匂ふ岸のくれなゐ
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新田瑛
君たちが振り撒いているポエムにはラヴがたくさんあっていいですね
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浅草大将
鳥が鳴く吾妻の山の冬ごもり春待つ夜はこがらしぞ吹く
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奏音
言えなくて燻ったままの言葉たちはきだすように吹く フォルテシモ
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