うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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有為
青空のつらぬきとめぬ高みさへ見ればゆふべの涙かなしも
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光源氏
ゆきずりの衣の關は年を經て影も白める春のあけぼの
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詠み人知らず
失ったひとが海馬を支配する眠れない夜にうずく哀しみ
5
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光源氏
山もとの風のたよりに聞きふけり歎きの色の深しさまよひ
5
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光源氏
木の葉なき空しき庵に明け暮れてまた鳴きふるすほととぎすかな
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光源氏
月をこそ眺めわびしかまたのよの深きあはれをやがて知りぬる
7
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光源氏
ほろほろと零す宿りのほととぎす花たちばなは涙にくるる
6
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詠み人知らず
雪の降る夜半に生まれし我なりき雪の字を持つ名前の由来
3
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さる
不況故 景気を祈る 人多く 十日戎の 賑わひにけり
4
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椿
ユーチューブの危険なにおい停止した過去の時空に魂（たま）ひきよせる
4
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紫苑
かくも重きいのちの枷を身に負ひて汝悔いざるやノラに問ひたし
6
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羽
戦わぬ属性なのだと言い聞かせ虚心をたもつ真夜中もある
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詠み人知らず
優しさと感謝の気持ちに包まれて今日またひとつ齢を重ねん
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笑能子
過剰なる上から目線の傍観に熱くなれない哀れを想う
5
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やながわ亜弥。
たましいが似ていたことは過去ありきいとなむ今が遠く繋がる
7
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向日葵
何事も起こらないのは退屈で平凡だけどたぶん幸せ
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田中ましろ
それぞれに帰る未来があるのだろう 飲み込むための言葉を探す
8
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田中ましろ
分かり合うことの副産物としてぜったい分かり合えない気持ち
5
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志慧
君が丹精こめて作ったデコメを僕のケータイが解体
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庭鳥
ささくれをするする剥いて血が滲む血の色黒くなるを眺める
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