うたの一覧
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山本克夫
あらためて考えてみれば「冷やし中華終わりました」の張り紙は見かけない
4
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たんぽぽすずめ。
天使にも小悪魔にさへなる君に真白き羽はまだ在りますか
16
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羽
秋冷をたずさえてきた君の手に香る蜜柑のいとしき重さ
17
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菖蒲月
変わりき事変わらぬ事のあれこれを 聞いて欲しくてピザの冷めゆく
10
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田中ましろ
ざらついたマイナス思考を撫でてゆく君の言葉の柔らかいほう
20
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きりあ
まあくんの片手にあるのはクレヨンの青お空を塗り直すんだ
2
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でくのぼう
御佛の 籠盛りの華 散華せし 国宝の「華籠」 神照寺哉
1
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詠み人知らず
片恋の想い紅葉しないまま空気ひんやり週の始まり
8
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詠み人知らず
日に日にと想いふくらみ蕾から咲ききれないで花びらほろり
2
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海月琉珠
その歌を詠んだのがもし貴方なら嫁にゆきます 網を破つて
5
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さる
秋晴れの けふの花とて 鳳仙花 添へられし言 触れないでといふ
3
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海月琉珠
「わたくし」とうまく言えない唇に力を貸して!グロスの真珠
4
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詠み人知らず
コンビニの袋ばかりが増えてゆき人と話した記憶は消える
7
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螢子
この世にはもうすることが無いと言ふ詩人に歌ふ「あのすばらしい愛をもう一度」
17
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紫苑
闇にしろき「桜華」のいのち冴えわたりひと夜を咲けり身をつくしつつ
8
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紫苑
錦なす山と湖とに染まりゐて「光響」の袖くれなひに燃ゆ
5
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銀ねず
寝ぬるまへのたくらみ一つ為さんとす今日このときの秒針の音
6
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詩月恵
君のこと想って泣いた夜よりも一緒に笑った朝を忘れない
8
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水牧しゅう
もう何も怖くはないと得意げで 恋は魔物であの人が好き
3
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水牧しゅう
さよならに向かって走る恋もある 走ってみなきゃわからないけど
5
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