うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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大河千紋
恋ひ恋ひてしのぶる道ぞしのばれぬ軒のしのぶも身をばこがらし
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天野
辛うじて独りで生きていくことはフィットしそうな規格外の胸
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螢子
バスの窓鏡となりて写りたる朱き月見て我が家へ向かふ
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螢子
お土産の万葉歌人のキューピーさん眺めつつうた詠みたしと思ふ
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螢子
片道四時間かけて会いに行く阿修羅に恋す乙女となりぬ
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ケンイチ
理由などいくつか思い浮かべるが今夜は麦を服毒し寝る。
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少納言バッテラ
実家から おくられてきた海苔うますぎて 私老けてもいいよと思う
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紫苑
言の葉をのせて伝えよ白薔薇の幽けき紅は闇に溶けゆく
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螢子
百五十分待ちて出逢いし阿修羅像憂い顔にて我を迎えり
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紺
それぞれの夜を越えつつそれぞれの思惑に乗る寺山修司
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浅草大将
草の海かれも果ててぞ初霜のおきつ波立つ冬は来にけり
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じゃこ
多分もうけーへんけどって言えなくて財布に押し込むポイントカード
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栞
ひとつぶの種がわたしに残ってた芽吹かせたのはきみの一言
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栞
朝来れば おはよう、ときみに言えるから 明日も明後日もこんなに愛しい
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詠み人知らず
恋人が立つあの庭に思い馳せ惜しまずせめて花を咲かそう
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じゃこ
感謝してほしいならもっと感謝してほしそうな顔してくれるかしら
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じゃこ
エリーゼは妹が白うちが黒仲良く分け合って食べられます
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じゃこ
妹がトイレに立った隙に隠せハッピーターンの味の濃いやつ
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紫紅
秘めたるも乙女の髪はいきづきて「縁」を「求」めて「緑」となりゆく
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たんぽぽすずめ。
夕風ですすきの群れが手を振って戻らぬ恋を薄めてくれた
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