うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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山本克夫
風見鶏が南をむきそうな日だ自転車のペダルにちからいれて漕ぐ
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山本克夫
ひかりある野いちごの群れ願わくはくちびるにふれるひとつぶ
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きりあ
青年は心の内に淋しさを飼い慣らしつつ夜の街へと
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庭鳥
おじ様にばれたらまたもハナタレと言われちゃうわよ（車寄せどこ？）
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庭鳥
泥水に足を沈めて白鷺は餌を掻き出す寒風のなか
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たんぽぽすずめ。
いま以上仕事に生きて君だけを愛せるならば何も要らない
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村木美月
手のひらで受け止めている淡雪はかなしみに似て溶けて滲むね
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佐々一竹
風強き街に渦巻く欲望がタワーとなって空を刺しおり
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悠々
天も地も人も獣も氷結す吹雪にもなお営みありて
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山桃
西方の沈む光の噴き出しの風のつめたき頬に手を当つ
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詠み人知らず
せっかくの二人一緒の休みやしどないしょこないしょまずはキスしよ
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まるたまる
人混みでまた探してる君の影ドキドキするの出逢った街で
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波江究一
冬ざれの歩道けなげにつややけき薔薇色愛でぬ朝な夕なに
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悠々
わらわらと風にふるえる桜木のえだの先なる若芽愛しき
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浅草大将
あへあへとむらむら雲のすき間より月こそ覗け猫の恋路を
11
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葉月きらら☆
何度でもスタートできる貴方とは違って私 はじめの一歩
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たんぽぽすずめ。
凍てつかむ冬の坂道登りたば純白富士と重なる吐息
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悠々
みどりごは歌聴くならん子守唄ちちはは唱うとこしへの愛
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古川亜希
かっこいいひとは嘘までかっこいい まぬけなわたしの嘘はまぬけだ
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浅草大将
奥山に冬のなごりを訪ひ来ればおのれ雪ぞと咲くやしら梅
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