うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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海月琉珠
この曲が弾けたらきっと哀しみは昇華するのと楽譜を抱く
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芳立
かすみわたる桜の花も春の日の人見あそびに舞はむとや思ふ
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詠み人知らず
毘沙門天の櫻の寫眞を撮りたるにいと美しきを寺に納めぬ
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まるたまる
変なとこ敏感すぎてすり減らし大事なとこをいつも見逃す
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さる
花弁ごと落ちる桜木風情なく気温のせいか潔くなし
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芳立
咲きほこる日こそ愛でめとながらへば嵐やむとてなに散る桜
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山桃
朝の陽の紅差し指は長からむくるめく鳶の胸毛明らむ
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平 美盛
咲き誇る 桜の命は 儚いが 心に残る 春のぬくもり
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悠々
いづこより波を枕の旅なるや櫻貝ひとつわれと相見ぬ
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でくのぼう
櫻舞ふひとひら散りし高瀬川風が戲むる愛でし花びら
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ふきのとう
二歳児は意思通じぬをもどかしく「アレ、アレ」と指さし我を呼ぶ
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杏子
東京は 桜満開 映れども蕾眠りて 霜 降りる 朝
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ふきのとう
吾子のためメモ書き残し入院する娘は親心かいま見せおり
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紫苑
てのひらに朱華のさくら貝ひとつ 儚い恋の墓標としたい
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たんぽぽすずめ。
言い過ぎは白けるもとで恋歌も好きばかりでは愛しさも消ゆ
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藍鼠
櫻人つどひて酒を酌み交はす今宵かぎりの宴であれば
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十六夜
つないでた 右手に残る 温もりが次に会うまで 大切なんです
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ころすけ
玉の緒よ絶なば絶えね 君おらぬこの世に何せむわが命かな
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詠み人知らず
でんでん虫葉っぱの上にねそべって葉と同じ色の糞をしてるよ
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ころすけ
草の野にわれを残して往きたまへ 君に幸あることを祈らむ
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