うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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後藤郁弥
消えるもの 残るものではないけれどそこにはあった たしかにそれは
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光源氏
五月雨や聲を惜しめど時は過ぎしのぶ梢にほととぎす鳴く
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光源氏
待ちかてに心の闇はつやめきて淀みにかかる夢の浮橋
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光源氏
あぢきなき松の風吹く惱み草なほまさりゆく月のかんばせ
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光源氏
草の戸に後ろ姿の青芭蕉濡るる袂を如何にとがむるや
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光源氏
ひそやかに春の名殘の風をうけ涙きはまる京の花影
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卯月
少しでも天に近づけますように木々は緑の右手を伸ばす
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詠み人知らず
何部なの？バスケ部でしょう？あぁわかる！テニス部っぽい顔してるもん！！
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さる
ときめいて君待つわれは落ち着かずテレビの相撲見れど見もせず
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十六夜
手取り合い 歩く二人を 包み込む静寂は闇へ 月を隠して
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十六夜
帰り道 もっと一緒に いたいから遠回りする 細月の下
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芳立
走り梅雨ふりあへぬ夜にたまづさの使ひかへせよただつれなきも
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芳立
音にきく香はラベンダー春も冬も越えあき果てぬ日に返さなむ
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詠み人知らず
五月晴れラベンダーの色あざやかにカーペットのごとく地に廣がりぬ
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詠み人知らず
親知らずゐためし我が身はかなんで食事もとれず眠りもできず
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杏子
稲は愛で 草は抜き取る 植物の命を区別す 意識もせずに
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薫智
むしむしとまとわりついた暑さ受け負の感情とどっちがマシか
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悠々
さみだれに濡れにし髪の匂う夜は汝れおみなゆえ紅ぞかなしき
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悠々
白妙の衣かさねし牡丹花のこうべ直ぐにとたれ待つやらむ
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詠み人知らず
自らの 形を変える できるなら あなたが見てる 私になりたい
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