うたの一覧
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さる
遠のきし君に届けと思へどもわれに手立てのなきぞ哀しく
7
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田中ましろ
思い出し笑いは自由 始発には誰かを想う人があふれる
13
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田中ましろ
散らかったまま散らかったままふわり朝が来たからぼくらは帰る
3
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田中ましろ
なにもかも間違ってても手のひらは涙をぬぐうための大きさ
11
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田中ましろ
真顔にはならない感情は見せないあなたに恋を強要しない
2
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田中ましろ
ゆるやかな好きに支配された部屋で夜が明けるまでジェンガをしよう
6
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鈴桜
滑り止め滑っちゃいけないはずなのに普通に滑りかなり落ち込む
5
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たんぽぽすずめ。
ハチ公の周りで灯る微笑みを花束にして君と会います
8
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芳立
香枕に佳き声ならぬ古言は文につづらず露草に聞け
5
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たんぽぽすずめ。
大切な人を待つ時 外側の世界の笑みがとても眩しい
4
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きびなご
折り鶴に こめた気持ちを ありがたく 受けて寛ぐ ホテルの一夜
4
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悠々
朝刊を配るポストに吊るされしチョコの甘味が胸にとろける
10
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山桃
しづやしづ靜の生みし子は今も由比ヶ浜辺の水に座すや
6
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庭鳥
マラソンを短距離みたく走るからどうしようかな今年。題詠
6
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きりあ
お互いに疑問符だらけの恋だから面白いこと悲しいこと
6
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杏子
冬の風 溶けかかる雪 凍らせて体感温度 下げて 流離う
3
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薫智
花でさえ互い違いに葉が繁り花を咲かせて和して生きてる
28
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ベイジー
月見えぬ空を愛しく想うのは 我の中にて月遊びたれば
4
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くも
とてもしずかに枕はしずむ アドレスを変えるって顔しているけれど
3
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くも
これいじょうよくはならないゆうぐれはつまさきつんともちあげて きみ
3
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