うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
心地よい 部屋の中では 欠伸して 眠気が来ては 寝たり起きたり
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うすべに
谷川の音にまぎれてひそやかに 羽黒蜻蛉の影行き過ぎる
5
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トウジさん
暮方の遣らずの雨に咲くけらし花は刹那に消えゆく雨や
4
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香林 塔
たまむしの色の垂れ絹の馬車過ぎぬ月は蛋白石の粒を零しき
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Aquarius
戦争の余りにそばにいすぎるとその足音で殺されもする
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滝川昌之
スライドで開けた菓子屋の冷凍庫カップアイスに溶けだせよ夏
10
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Aquarius
憎しみも昂りもなく自らに課した任務を遂行するだけ
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里香
あざあざと 爪先染めよ 鳳仙花 親が教えは 心に染めよ
11
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ななかまど
頑なに道をはずさず黙々と蝶を担いでゆく蟻の脚
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灰色猫
人の死を政治の力で弄ぶ彼は永眠できるだろうか
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Aquarius
戦争という大いなる究極の矛盾によって人が死んでる
1
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松明
背中押すいってらっしゃい聞けなくて おかえりなさいはアルソックで
4
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里香
いがぐりの 頭を撫でた ごちゃごちゃの こころ抑えて 笑い飛ばした
1
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里香
この夏に 額に汗して パンを食べ 左うちわを 夢見るこころ
1
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詠み人知らず
熱風に 真夏の怖さ 重ねては コロナの増えた 外も怖くて
4
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へし切
これ以上 無駄に使うな税金を 何処に余裕があると言うのか
9
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830
剣道着クツ脱ぎすててさあ行くかグランド走る高１の夏
2
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水仙
粉粉の貝と砂子に横たはる男攫はむ黒き細波
1
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詠み人知らず
バスの揺れ 眠りを誘う 心地よさ 握る小銭に 心踊らせ
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秋日好
水抜きの池の造りを覗き込む金鯱影の舟遊び跡
7
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