うたの一覧
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夕夏
みずぎわはもちだしもありくちつむぐますくいらぬかかんこうみやげ
2
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夕夏
だつますくろうどうきじゅんかんきょうのきじゅんでじっしたいきのおせん
1
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夕夏
みうちよりみぢかにふれるげいのうかいのふほうのにゅーすおもいみる
0
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横井 信
五月雨の雨間に響く鳥の歌 そっと輝く若葉のしずく
10
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水仙
禽獸の爪に囚はる心地して觸れし薔薇の太き棘かな
6
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可不可
右端だけ上げても男子にウケないよ 女子に言はれて確かめる癖
5
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うすべに
今年こそ花咲かせたい あじさいがおじぎしながら雨をよろこぶ
5
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詠み人知らず
爪先を チョキンパチン 弾く音 睦まじきとは 雨と重なり
6
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トウジさん
走り梅雨梅は実をつけ誇らしげ成らぬが成りてまるまる六個
5
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滝川昌之
雨季近し寝起きの髪のくせ毛にも開ける雨戸の滑りにくさも
12
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ななかまど
一株の牡丹の花を幾たびも廻る女あり島津紅さく
11
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詠み人知らず
泥水を 跳ね上げ転ぶ 雨蛙 土に滲みや 我が身の肌色
4
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水仙
音もなき空虚へ迷ふ萬緑の世界にいまだ信仰もせず
2
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シダ
草のはに結びしつゆのみをつくし秋には枯れていづれ迷はむ
3
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佐藤水村
支へられ妻と散歩をする春に一つ一つと花の名を聞く
7
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夕夏
じょけいでもむじゅんがないとみとこんどりあてんのうちすじりれきしょと
1
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シダ
止みたると思へば降りて遠ち近ちに血と屍と炎ありけり
4
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830
イタリアン娘も二人久しぶり四人で祝う誕生日春
1
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ハーコット
小糠雨どっちつかずの肌模様 着ると暑くて脱ぐと寒くて
3
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水仙
思ふべしヘリオガバルスの饗宴の死に至るほどの薔薇の花びら
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