うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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蓮生広任
延々とえづいては泣く縁の無さ笑顔になれぬ駅の改札
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蓮生広任
嘘でしょう？ 嘘だと言って！ 嘘、待って！腕をすり抜けうちを出ていく
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蓮生広任
いつもならいびきの声が幾度もいななくあなたいないのはなぜ
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蓮生広任
明日の朝貴方はあたしに飽きるから新しい恋あたために行く
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新田瑛
平行な光すなわち無限遠より差してあまねく映し出すもの
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新田瑛
つま先で立つ人間の集団に追いかけられてややつま先立ち
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さめ
凛としてキミそこにあれと祈るすべての花草そうであるよう
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光源氏
逢へぬ日の影を思へど手弱女の涙はつきぬ雪のとぶらひ
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ケンイチ
躓いた苦みは風化するとしてまず寒空に炎を燃やせ
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詠み人知らず
夕暮れに寒さ身に染み夕焼けが綺麗なオレンジ暖かい色
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舞
つらつらの椿に積もる夜の雪枝にも葉にも朝陽輝く
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舞
湯豆腐の沸き立たつ肌も真白にて捕らえて喰らう鬼の如くに
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悠々
おじさんはピアス・タトゥーはきらひだが着物の帯を解くの大好き
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舞
枯れ果てた蜘蛛の巣に浮く虫むくろ影揺れて知る冬の寒さを
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風橋 平
赤い灯も青い明りもくるくると夜に落ちゆく女を照らす
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風橋 平
グラスがね似合う女になったサ と夜に溺れたくない眸が云う
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風橋 平
むきだしのわれをしづめてマフラーのましろき渦は貝殼となる
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狭霧
さて行かむ行かば仕えむ仕えずば終は路頭に迷うばかりぞ
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風橋 平
なにものか来たりと踊る輪をなして木の葉はちぎれちぎれゆきたり
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狭霧
灼熱に朽ちし庭木もあるものを猩々木の青く残れり
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