うたの一覧
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浅草大将
月見れば降らぬぞ哀し縁しづく君をまつ江に一人寝る夜
8
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舞
旅支度終えた真球き蒲公英の心待ちする秋の山風
6
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透
永遠の愛がほしいは宝くじ当たってほしいという程度の夢
2
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透
吾ひとり君もひとりなら手をとって明日死んでしまうかも知れないから
3
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浅草大将
聞き難てに音は惜しむれど庭の木の葉に捕れ虫を翅にて掻きき
5
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舞
もし恋に形があれば けとばして つかんで投げて でも勝てないよなぁ
3
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櫻日 誠
また家に帰りそうになる姉にいつでもいいよとメール送信!!
2
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櫻日 誠
薔薇の香に迷いこんだカマキリになりたかったよ姉の肩ごし
3
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薫智
対となる僕の半身探してる一つになれる時を信じて
8
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風橋 平
北目町華僑総会会館の大扉よ「誰れも信ぜず」と鎖せ
3
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風橋 平
絵のごとく米英日独中豪の旗並びおり駅前ホテル
2
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さめ
「あんな夏は二度と来ない」 吾を狙い どさりと落ちるダチュラの花弁
6
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まるたまる
漕ぎ出せば風に頬など撫でられてサイクリングさ雨が降るまで
5
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まるたまる
悪戯に電池が減っていくだけだ空白の眼は何も捉えず
8
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さる
わが庭に秋をもたらす石蕗の黄色い花にこころ癒さる
7
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透
遠距離の恋立ち行かぬと言うコラムぐりぐり黒いボールペンで塗る
12
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芳立
好きだつたラン、ランよりもぽつちやりのスー、スーよりも地味だつたミキ
7
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芳立
ひさかたの月は照るともひと歩みすれば泥めるわが身なりけり
6
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光源氏
くれなゐの涙を流す桂川月を見やれど想ひとどかじ
12
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逢桜カイン
うる、うる、と黒い外套濡らす髪夜空が泣くから今日は生きてる
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