うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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治兵衛
搾っては捨て 捨てては搾る乳牛のなお張る乳房は語り「生とは業」
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光源氏
福島のプルサーマルにめど立たず人をも神は見放したるか
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光源氏
草も水も汚れ交じらふ春のうちに寄る辺を求む民のいらだち
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光源氏
かすみあへず猶くすぶりし原発に心は深く沈む日ノ本
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みやこうまし
楽しめず沈む心をいかにせんわが歌ならぬわが歌を詠む
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卯月
色紙と段ボール製の夢の街きっとこれから実現するよ
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銀ねず
となりあうひとが眠りに落ちるとき地下鉄の鉄さえもやさしい
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きさ
たくさんの夢も希望もなにもかも瞬時に奪った波の暴走
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明応
バカたすバカたすバカはバカ言いたい放題気持スッキリ
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明応
子どもらと歡び重ね今日となるさくら色の花の咲く頃
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狭霧
白々と霜置く野辺に鶯の初音も寒き朝の風吹く
11
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卯月
通勤の車諦め老教授ダウンジャケットで自転車を駆る
8
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笑能子
ストレスの盥回しに果ては無く偽薬でさえも皆退ける
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詠み人知らず
消しゴムの粉が消えてたきらきらと彼らの故郷に積もるんだろう
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紫苑
さむき春草木の芽吹き難けれど萌え立つ摩羅のいとすがしけれ
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聴雨
書いて消し消してまた書き読み返し原形失くすワタクシの歌
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ほたる
ぶどう酒の緑の空き瓶テーブルに昨夜の二人を閉じ込めている
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聴雨
ラの音をくわえてみてはどうかしら？これじゃ希望が見えて来なくて
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詠み人知らず
おさなごの ひとみのおくの くらいうみわたしはいのり スイミーをはなつ
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藍鼠
東風吹かず春は名のみと申しますそれでも花はふるえて咲いた
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