うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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天野めぐみ
春草がにほふ日差しを腹に受け絶えず行く雲しばし眺むる
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卯月
食パンが無ければ代はりにスイスロール夫に反対されて断念
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薫智
忘れてた未来にあてたメッセージノートの隅に笑えとあって
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さる
寒い風わが庭に咲く沈丁花春の香りはただよふごとく
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遥歌
おとなりの女性の拂ひしワンコインお釣りとなりて吾に渡りき
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遥歌
多摩川はうねる光のヘビとなりこの街をその住處と決めり
8
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遥歌
上等なバターのパンを滑るごとくリンクに降りる舞姫に逢ふ
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遥歌
天國のやうだと思ふ世界から戻りわが街白銀纏ふ
5
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横雲
木の下に袖触れ合ひし時偲ぶ花の衣の風に舞ひたり
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栞
携帯が震えるたびに心臓が一緒に揺れる また裏切られる
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みみ松
偉そうに人生説いてた占い師大事な時に何も告げぬのか
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高野鴨
友だちと がなりしロック 一人誦す プルトニウムの 風に吹かれて
1
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詠み人知らず
偏執狂たる男の夢に現れ出でし女を求め褥に縺れる白皙の人形
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詠み人知らず
定められし邂逅なれば何故永久の離別れさえ愛しまざるか夜の裏切り
4
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まるたまる
水俣のはるかオレンジ奇跡の実日向夏の樹に自然に実る
14
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詠み人知らず
酔いもせぬ混合酒を飲む口に重ねられしはスピリトゥスの悪夢
1
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高野鴨
海ゆかば 水漬くかばねぞ 思はるる 万葉の悲傷 ちかき春かも
3
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浅草大将
あぢ群のなどたち騒ぐいささ川いささか霞ふかきばかりに
14
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日向弥佳
自分でも持て余してる淋しさを君にどうして説明できよう
7
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日向弥佳
いま君が無事でいるのかただ声が聞きたい聞きたい鉄くず睨む
1
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