うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
お釈迦様に甘茶を三度まわしかけ被災地の友の無事を祈りる
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詠み人知らず
うす桃の花弁に赤きつぼみ映え春風にゆれるしだれざくらよ
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京
５０円切手を指に貼りつけて君の書く絵のような文字をみる
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詠み人知らず
嫁ぎ往く娘の為と花添えし母の企み花いちもんめ
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詠み人知らず
盲目たる母喰鳥捕らえし明朝に睡る女の眼球なきや
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詠み人知らず
この口に欺かれし男の指に白銀の環を通さば永久の虚偽となりて
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狭霧
つれづれを猫と過ごせば天窓にいつか夕月しのび覗きぬ
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薫智
こんな人見たって広告見たけれど人じゃないよね憎めないよね
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笑能子
桜観てふと思い出す平常心臣民不在の駆け引き忘れ
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hana
４０度頭くらくら火照る顔ひとり寝に就く初ういすきぃ
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木村ぽて子
ねえ、「今は貴女の事を愛してる」その言葉に嘘偽りないよね？
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木村ぽて子
ラーメンと桜と貴方と青空と何でもない日が特別だった
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京
あの木も桜だったんだねと１００メートル先には届かない口笛
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おおみはじめ
おお短歌！それは私の煮えたぎる熱き血潮の心の叫び！！
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おおみはじめ
代官が娘の帯をほどくとき水戸黄門はじっと見ている
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高野鴨
穏やかに 咲う桜木 ひともとを 心にうつし 故郷を出づ
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風橋 平
グラウンド・ゼロがゼロから始まらずアルファベットの塔は遠巻く
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高野鴨
朝ぼらけ 妹の眠れる 夢の間に 初音さやかに うぐひすの訪ふ
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十六夜
「シャンプーが目にしみたから」なんてウソホントは君を想って泣いた
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薫智
三日月の先が刺さっているように胸が痛むよ忘れられずに
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