うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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卯月
キッチンがわたしの砦 夫にも子にも背を向け一人で籠もる
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トーヤ
他人事のように過ぎ去る春の風花も心も吹き飛ばしてく
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おおみはじめ
腹立ってああ腹立ってしょうがないそんなときにはボキャブラ天国
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おおみはじめ
ボキャ天の再放送お願いします高視聴率取れると思うし
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三沢左右
とんがれる月に睨まれ心地して地面を、ただ地面を見詰む
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三沢左右
親指で裏と表が入れ替わるコインの上に住む我らかなし
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影
ゆき過ぎる ことばにできぬ 波風に 漂ふひまも ときの彼方に
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緋色
今はただ感謝している 寄付よりも貰ったもののほうが多くて
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紫苑
身をもつて陸奥を知らざれば横浜の日々に移ろふ地震詠ままほし
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笑能子
彼是と百家争鳴心理学雁字搦めの心を前に
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栞
花冷えの日々に桜は冴え冴えと佇む 春の戻るのを待つ
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風橋 平
この星の空には誰の闘いも要約は、そう「生きてゆくこと」
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おおみはじめ
日めくりをトイレに貼って眺めてもあいだみつよじゃほっこりしない
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風橋 平
吹きだまる青葉には散る空だけが残されている残酷がある
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ほたる
花咲けば胸いっぱいに春を吸い散れば切なく春愁を吐く
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風橋 平
児童等も米兵も同じ汗を持つデッキブラシの手に光らせて
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風橋 平
蕾らは空の在処をうたがはず押しひろげたり白の桜を
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栞
被災地への想いを胸に戦って掴んだ一勝 東北楽天
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風橋 平
「ふるさとは春です」とはつか唱ふとき風のながれにとほきふるさと
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永鹿
春風の 然るに花を とばしたり 後の月夜を 見るまでもなく
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