うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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光源氏
うちなびく龍田の山の櫻花目には見れども寄る影もなし
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銀ねず
啄木忌ローマ字日記を読む時の覚悟で生きていこうと思う
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蜻
引っ越した土地で初めて見る月はふくらみかけのまろやかな白
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蜻
リア充をしてる時にはことばうた逆に浮かんで来ないのは何故？
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浅草大将
月影の棹のいとまをなみの上に花のいかだの絶えず流るる
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村木美月
絹綿にくるまれそっと眠りたい正しいものが見えない夜は
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村木美月
思いきり泣く準備ならできていて君の鎖骨のくぼみが恋しい
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聴雨
花房に面影かさね涙ぐむとき待たずして逝く友偲び
8
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澤部もりか
喉痛め掠れ声で聞く「風邪引いた？」「大丈夫」きみも掠れていたね
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卯月
ふと見れば咲き匂ひけるしら梅を愛づる心なき春の風邪かな
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みやこうまし
惜しめども置いていかれる時のすぎ散りし桜を今日は踏むのみ
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ゆべし
アルバムで笑うカミサマ死にました焚き火をしてさあ、飯を炊こうよ
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撫子
満開の 桜並木を歩きつつ二十歳まで生きた 事実に感謝
6
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京
家へ帰れば父とよばれるひとよブラインドを突き抜ける夕焼け
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銀ねず
つまんない！ 面白くない！ ぐだぐだの濁点とっておやすみなさい
6
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詩月恵
変わらない君の言葉に励まされひとりの夜の涙あたたか
5
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義里数
草原の芽がほころんで気を満たすあなたの夢が心地良いから
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さる
亡き人の逝きし日けふも花吹雪まなこに残るかの人の顔
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銀ねず
空はいま不思議なものに満たされてふわふわとする怒りのかたち
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たえなかすず
さようなら プラネタリウムのトイレにてリップを幾度も描いてしまえり
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