うたの一覧
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詠み人知らず
げにげに誠に 恐ろしき 人の世のこと 捨て行くが花
1
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詠み人知らず
歌なれば 我が とも のように添い来るに人の醜さ げに おぞましき
1
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詠み人知らず
花は散り 戻る術など探すべく 亡き世泣き夜の 日もまた明けつ
2
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詠み人知らず
明けやらず 衣を返すは 本位ならずも 我が魂、声は 荒れ果て枯れつ
1
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詠み人知らず
無理そうです やらかしたので吠えられた 煽られ叩かれ だから嫌だのに
2
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アガサ
我が務め 既に成したと思へども この先伸びる生は何色
4
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アガサ
早朝の空は小鳥ののど自慢 愛を求めてコロラテューラも
3
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舞
残る月数えていくつ 見渡せばゆく人のみの 短かよの月
7
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詠み人知らず
好物の 梨か西瓜か 悩むとき まだ早いかと 値段を見つめ
6
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狂い咲き
馬に寄る 蠅を拂つて みてみればすりと馬が 頬を寄せ來る
2
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狂い咲き
雨去りて 暑き日射しは 我を刺し要らぬ刺青 濃くしてゆく
3
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狂い咲き
愛ほしく 狂ほしきみを 抱きしめて離れがたくて 力を込めたる
3
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狂い咲き
裏切りに 怒り狂へて 別れれば酷く悔ゐて 己を攻めけり
2
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狂い咲き
我が戀の 忍ぶ心は 堪へかねて今宵の月は 滿ちて隱れぬ
12
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び わ
布団干す曇りの隙間貴重な陽空を眺めて不安は消えず
2
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茂作
夏の陽に色を深める青楓 千々に光を洩らして搖れる
13
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灰色猫
じっちゃんの香典返しの掛け時計電池換えても動かなくなり
8
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灰色猫
ねえパパはどうしてミルク飲むだけでお腹ぐるぐるになっちゃうの?
4
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灰色猫
プーチンさんみんなが牙を研いでるよいつになったら気づくんですか
6
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灰色猫
子供でも大人でもいい怒るだけ怒った後に笑いあえれば
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