うたの一覧
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舞
まだ小さき背にランドセル 時折に幼さ笑顔に おんなの香り
0
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ハーコット
液晶に疲れた眼と脳やすませるミルで無心に豆挽きながら
5
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へし切
人目避け マスク外せば生き生きと 胸いっぱいに爽やかな風
11
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きくゑ
立ち枯れる葵は高く空の無垢 梅雨押し退けへ罹る暑さや
7
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詠み人知らず
ぽっこりと 切られずに咲く 紫陽花に 木々の間から にっこり笑う
4
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なりあきら
木漏れ日が さっと水面を 射す時に 波なき川が キラキラと舞う
2
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只野ハル
猛暑日にエアコンいれず耐えたからクーポンじゃなくビールください
5
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只野ハル
早口で自信なさげに独り言のようにしか話せない人に
2
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今でも幸ちゃん
悠々と毛繕ひするボス猫は 歯が一本でも威厳を保つ
2
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今でも幸ちゃん
畑作に汗滲むなり 職辞めし今の現場の人を想へり
3
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舞
たなごころ ながめてじっと 歌人の眼差し思う 働けどなを
8
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みっさん
眞夜中に目覚むれば亡き夫の寝息聞こゆる我が傍らに
4
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夕夏
性ありてあえて年下口説くわけ子ども欲しさに相手を選び
0
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び わ
夕暮れに庭の草木に水を撒く猛暑の中に虹の架け橋
6
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茂作
幼きの頭を撫でる夏の日は 我が亡きあとの思ひ出となれ
13
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灰色猫
水無月の梅雨明けを浴び育ちゆく雲の白さに力を貰う
10
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凌霄花
時経ても気付かぬふりをおし通す縺れたままの色褪せた恋
12
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夕夏
じゃんけんぽんあいこでしょしょしょじょじゃないあいこができるふたりでいれば
2
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恣翁
膝を抱き ぼやけ初めたる飴色の湖面に 暫し見惚れたりけり
12
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横井 信
梅雨明けのトビラは開くさあ夏の汗の流れる朝のグランド
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