うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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悠々
あまりにも圧倒的な生き死にの前に言葉の無力なるかな
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なや
ベランダで私が泣いて雨が降り花火が鳴くから 夏が來る
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れいこ
「雨だれ」と呼ばれる前奏曲聴けば同音連打は弔いの鐘
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紫苑
炎天になほ身ひらくかドヌーヴの翳りも愛しひるがほの花
10
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咲間
メイクだって剥げるくらいに濡れた目で 泣いてもいいか なんて聞くなよ
3
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雪月花
宵山に優しく灯る古都の街四条通を友と歩きし
3
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七色コイン
震災に逢いたる人に合掌を歌と心は迷子のままで
7
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透子
夕暮れのあかね輝く梢よりまだ独唱の空蝉の聲
3
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恣翁
境内に 落つる影なき 夏の陽を 堂の甍ぞ 斜に遮る
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あそびくも
ゆめごこち舌にしみゆく涼しさと甘きバニラの香にくすぐられ
7
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ふきのとう
盆参り墓前に花をたむければ亡き母としばし会話たのしむ
6
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在原紀之
君想い車窓をうつうつ眺めればいつしか列車は終着駅に
6
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わらこ
君のこと少しも知らずファミレスでストロー噛んだカルピスソーダ
6
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薫智
迷ってる揺れている日々過ごしてるどこに行けるか解らないまま
8
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薫智
暖かな風になりたい優しくてみなが笑顔でいられるような
6
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月澄
水満ちる 瑠璃星からの 十六夜月を 偲び給えと かがよう姫に
3
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半格斎
ひぐらしの声さ乱れて朝まだき夢かうつつや眠りの中に
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ゆうくん
炎の土 浄へとかわる 閻王の 瞳も濡らす 君の涙に
1
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ゆうくん
君想う 心は炎 閻王の 棲家に燃える 紅き蓮花
2
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聴雨
ほの青き天目に似てけさ開く蔓のゆくへを灯すあさがほ
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