うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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風橋 平
ばらばらに雨でやぶれた写真でも青いポストはまちわびている
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まるたまる
甘えたら肩甲骨の裏側に隠した心が隠せなくなる
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七色コイン
父親に望まれないで産まれ来た我の気持ちを知る者も無く
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まるたまる
手触りは霧雨のよう柔らかく正体もなくただ濡れている
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風橋 平
百年ののちに船尾でふりむけば青くきらめく島、ありますか
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高島津 諦
スポーツも読書も食事も興味ない。でも秋が好き、君がそうだから。
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ふきのとう
寒いねと衿を合わせて挨拶すそぼ降る雨に足元濡らし
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高島津 諦
あの人が好きだから好きだった歌今は聞けなくなっている歌
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恣翁
今はただ夢見心地の伏見酒（光源氏） 明日は伏目のさけたき宿酔（恣翁）
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千巻
夏の陽と水ですくすくのびすぎた朝顔の蔓奪った嵐
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高島津 諦
笑ってる自分の写真を見るたびにこれは一体誰かと思う
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けにちん
言葉なく威嚇してくる君たちも１０年後にはこっち側だぜ
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恣翁
消えぬらし宮居にかかる夜半の月（光源氏） 巨椋の池ぞ見る影もなき（恣翁）
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けにちん
台風が暑さも全部もぎ取って汗のない日を運ぶと思ってた
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宮岡絵美
薄暗き実験室の窓枠にシンボルひとつ干されていたり
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恣翁
かなしきや影もとどめぬ増鏡（光源氏） 秋の夜長に勇魚吸ひつらむ（恣翁）
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恣翁
しづの紐八十のちまたに解かまくも（光源氏）憂く惜しむべしくらう覚悟ぞ（恣翁）
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みやこうまし
秋日和続きて涼し朝まずめ枯れし蔓枝に朝顔の咲く
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ケンイチ
まだ明けぬ夜の広きにひとりいて鏡のなかに浮き立つ灯影
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竜胆
わたくしをにくむ私を愛してと 矛盾抱へて澄む水の秋
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