うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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恣翁
そよ風と温かき陽を浴びながら 野芝の上に寝転べるかな
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積 緋露雪
昂ぶるや雷見ては子のやうに閃光一閃魔力の威光に
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ＫＥＮ
漫ろはし みふゆをつぐみ ゆく春を 追ひ発つ支度 鶫の羽音
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積 緋露雪
緊迫の雷雲去りて弛緩すが朔風呼びて心冷え冷え
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小春空
いっぱいのつつじの乱れ根津権現あの時桜まだ残っていたり
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詠み人知らず
芋飴の当たりつづいて青ざめる子供相手にいやみ言う人
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萱斎院
花のいろに思ひそめにしこころまで かへるたづきもなき春の雨
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うすべに
水張田に枯れいろうつす竹の秋 淡くいろどるやまざくら花
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滝川昌之
汗ばむがデビューしたての子犬など出合える土手はサイクリング日和
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詠み人知らず
水面を おし照る難波のみをつくし 焦がるる心をきみは知らじな
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積 緋露雪
春雷や何がをかしく轟くや風神雷神宴盛りか
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ななかまど
半年後おなじ日を待ち旅立てる母を思いおり父七回忌
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積 緋露雪
燃ゆるやう楓若葉の立ち姿風吹き搖れては焔煽られ
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積 緋露雪
庭木にて毛蟲取りつき若葉食べ慣れたものよを古葉は躍躍
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のぶ
オンライン講座受けつつＡＩにやる気の出し方こっそりと聞く
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真岐
古に散れと仰せし大王の命を畏む桜花かな
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御宿川蝉
南天に 下弦の月の薄れゆく 我が人生の足跡もまた
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つばす
朝取れの虫食い小松菜お浸しに ナメクジ穴も歯ごたえ確か
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へし切
親なるは 幾つになっても子を思ふ 生くにも辛きご時世なれば
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草津和泉守
月見れば別れし人に思ひ入る身ともろともに泣きはれぬらむ
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