うたの一覧
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夕夏
ぼうえいひいっせきにちょうがーふぁてきこくえいきぎょうつくってぺいす
1
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滝川昌之
江ノ電がカーブ曲がれば鎌高の青春たちが埋め尽くす駅
13
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ななかまど
時計台狸小路もすすきのもネオンは凛と冬の輝き
9
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トウジさん
防衛費増やしたところで今の世はマッハ超えやら不軌道ミサイル
4
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草木藍
野辺行けば仄かな香り風に乗り冬の陽射しに佇む水仙
9
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へし切
お花屋にポインセチアの花並ぶ ジングルベルは聞こえぬ街角
10
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秋日好
今もなほ狹間に浮かぶ人魂の抱かるることと愛さるること
2
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秋日好
上京も帰省も帰国も新幹線窓外聳ゆ雄姿支えに
0
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詠み人知らず
冬の陽に庭木の花芽膨らみて冷たき風に咲きにしもかな
8
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虹岡思惟造
始まりはほんの些細なことでしたそれが今では戀の泥沼
4
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舞
朝出でて弁当食いて暮れ帰る宝くじにも満たぬ世過ぎし
6
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秋日好
初霜は日がな一日融けもせで家路に積もる枯葉縁どる
9
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秋日好
望月は火星を追って東に二階家の端をそっと離れる
9
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び わ
歯医者さん吾が口の中覗きこみ残り歯順に必死に治療
4
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茂作
秋の日や牝鹿牡鹿をすり拔けて 輕きステップ人力車ゆく
12
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横井 信
北風に負けじと白い顔を出す冬の野菜に朝陽があたる
9
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夕夏
せいきょうぶんりそのわけはにたものどうしいずれたいりつするからか
0
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芳立
さきをゆく人の声あり闇ふかき林に迷ふいまを怖れじ
7
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夕夏
きふきんのすべてにかぜいしなければとりもどせないふせいなきふは
2
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たまゆら
久びさに訪れた街の様変わり すてきでもあり寂しくもあり
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