うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ななかまど
悠久の時間を刻むごとく身を震わせ蕾持つ滝桜
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兎桃
遠山に霞める斑正体は白きコブシか桜の花か
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へし切
時なれど花はまどひぬ咲く咲かぬ殊の外なる冷たい雨に
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中康
泣き続く 雨に負けず 咲く桜五分咲きとなり 週末見ごろ
4
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中康
窓を打ち 流れる雫 晴れぬ空ヒマワリ畑 別れの列車
1
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夕夏
えいこくとちゅかちゅうごくぷらいどがてんちでちがうしそうのちがい
3
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桜田 武
数多の物価上がり下がる貨幣価値締まる財布の紐と口元
5
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桜田 武
今季初ノーパンクの二輪走行少し寒いが弥生の空よし
1
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桜田 武
糞尿の処理疲れるが愛猫の鳴き声と顔に疲れ吹っ飛ぶ
3
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海野 冬雪
預けてた伯父が急変、入院す 返事もなくて灰のいろに近づく
1
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舞
春細雨の白樺林雨音は蕗家のひとには春の足音
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びわ
はつらつと庭に根を張る柿の木を見事に飾る緑の新芽
4
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茂作
外つ國の人もまじりて驚きぬ 花のさかりに雪のつもれば
11
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さかいさかい
遠き日の頸環未だにあたたかく直徑三センチ萠黄のみづたま
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横井 信
春雨に濡れた道行く足元にさっそく落ちた花びらひとつ
11
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Aquarius
桜散る有為の奥山あの日越え夢も覚めたし酔いも醒めたし
3
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仙人の弟子
花見して夜の帳が降りるころ寒風吹いて暖房恋し
5
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うすべに
散り果てて山はくれない 里はまだ七分の花にためいきひとつ
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痴光山
鉄塔の中途に枝を積み初む鴉二羽 春荒れの後寄る姿なし
5
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ななかまど
淑やかにスミレは野辺に淡く咲く季節をつなぐ紫リボン
10
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