紫苑さん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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炎天や開け放たれし窓辺より黙祷告ぐるサイレン聞こゆ
平成二十三年八月十五日
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炎よりほかを映さず海へだて眠る双眸閉ざされずあり
平成二十三年八月十四日
13
小学生の頃、犬の供出を描いた児童...
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抱かれて幾とせを経む逢ひ引きに馳せゆく肩へ蝉時雨降る
平成二十三年八月十一日
19
蝉の輪廻はこのような感じかと思い...
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言霊よ則を曲げても松木より離りて天に届かまほしな
平成二十三年八月九日
14
五山送り火に使われなくなった薪の...
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「おやっさん」棺に縋り泣くひとを目にして知りぬ義父の在りし日
平成二十三年八月九日
13
結婚して1年あまりで義父が他界し...
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過ちを繰り返しつつ魂しづめ灯籠の影ひくく揺らめく
平成二十三年八月六日
21
戦争はなくならないし、原爆と原発...
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花咲かば揃うて鳴けとまた一羽桜の下に埋めてやりぬ
平成二十三年七月三十一日
14
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ゆつくりと自裁せしかも二十七の葬列を追ふ一輪の薔薇
平成二十三年七月二十四日
12
ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘ...
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野に返す落ち蝉ははや動かざりJeと鳴くこゑは空に帰りぬ
平成二十三年七月二十三日
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本歌: わが胸にぶつかりざまに...
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抱き合ひ眠れる魂をなぐさめよ曳舟のうた川面を流る
平成二十三年七月十二日
9
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疾むほどにひとひら落つる紫の花あるままに日の暮れにけり
平成二十三年七月五日
13
深紅に咲いたクレマチスは日を追う...
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枕辺に我が名ささやく灯火の消ぬるゆふべや蛍草落つ
平成二十三年七月二日
12
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刃受け朱に染みにしもみぢ葉よ揺蕩ふままに死を謳歌せよ
平成二十三年六月十六日
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木枯らしに揺らぐ欅のもみじ葉よ ...
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ハイフェッツの調べに燻るタナトスを知るや夕べの白き小石は
平成二十三年六月二日
11
「自分が死んだらメンコンをかけて...
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うまごやし傾ぎ戦げる青年の形なき胸に風のなぐさみ
平成二十三年五月三十一日
18
本歌: 一つかみほど苜蓿うつる...
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悔しとぞ呟きしてふ絵を継がむ子を喪ひし画家の盲ひて
平成二十三年五月三十一日
11
赤レンガ倉庫に信州の「無言館」か...
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残されて鳴く猫なだめつ平静を装ひ荒るる夫容れがたし
平成二十三年五月二十四日
9
10年余の間には3度目ですが、全...
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一瞬の苦しみののち最期には手をかけさせず逝きし子のあり
平成二十三年五月二十四日
14
昨日深夜、飼い猫の一匹が急死して...
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寡黙なれば知らず過ぐしき胸に組む両手に包み持ちてゆくもの
平成二十三年五月十三日
18
夫婦間ではさまざまあったようです...
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疎ましと思ふ日もあらめ精薄のおとうとを持つ義兄たる日々は
平成二十三年五月十三日
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父の実弟は熱病による知的障害があ...
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