うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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音蔵 雅秀
冷へ冷へと 月光照らす 雪の道 吐く息白く 口笛の澄む
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音蔵 雅秀
肌寒し 巡りし秋は 早々に 薄手ベストを 羽織り程良し
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音蔵 雅秀
自己主張 必要なれど 強ければ 摩擦生み出し 難しきもの
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音蔵 雅秀
スズメバチ 勢い増して あちこちに 死さへもたらす 黄色い悪魔
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音蔵 雅秀
めぐり逢い 引き合う心 留め得ず 人目忍むで 重ねる逢瀬
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び わ
美しく桔梗花咲き雨にぬれ冬近くなり寒さ訴え
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茂作
遠ければ戀しきものよ近ければ 憎むことあり育てし我が子
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横井 信
屋根を打ちしっかりと降る十月の雨に期待の秋まき野菜
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詠み人知らず
沖つ波 秋の嵐に とゑらひて 向かひより吹く はこだての風
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燕子花
秋時雨 頬も傳ふ泪の如し 然れど思ふは 衣の温み
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ＫＥＮ
一夜も 千年と思ふ 朔は ただ偲びをり 愛しき影を
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睡密堂
秋に飛ぶつがいの蝶の羽ばたきに揺れた彼岸花の細い花糸
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詠み人知らず
柔らかな 言葉一つに 救われて 生きていけると 思う秋空
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仙人の弟子
古屋敷 中庭の空 柔らかに 薄日差し込み 秋は暮れゆく
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うすべに
せせらぎの合い間かすかに鳥の声 夜をおもえば久木の葉擦れ
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うすべに
夕暮れのさみしさしずむ花の白 肌にしんみりまだ止まぬ雨
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さいおん
寒蝉 時過往者 蟋蟀 不鳴此頃 秋更尓家
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L.C
短夜に母刀自誘いゆりかもめ なき世のどなれ馬の餞
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薪
有線のキラー・クイーン口ずさむ セブンイレブンにも秋の宵
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滝川昌之
通学路だった小径を帰りゆく大人に成った子が住む街へ
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