うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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海野 冬雪
いませつな 生きしままで できること そうかんたんに 死なぬこと
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兎桃
ピザ生地にチーズを散らし胡桃のせ一人の昼餉侘びしくはなし
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兎桃
かわたれに起きて二人の朝餉とり遊山の妻を駅まで送る
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恣翁
灯籠の瞬く 春の寄する潮 鳥居立ちけり 巨人のごとく
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ななかまど
シーサーの窓のガラス戸輝いて鏡のように空写しおり
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継海
値札見て買い求めたる植木提げゆらりゆらりと帰路の春市
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恵雪
深爪の痛みいつしか忘るよに時は癒すやこの寂しさを
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灰色猫
おひさまへおぼえたことばなにもかもわすれてもまたまたあえますか
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綾人
私はね 寝ても覚めても 君ばかり 君の心に 私はいない
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綾人
珈琲を 吞めば必ず 思い出す 忘れられない あなたの香り
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綾人
寒き夜 あなたを思ひ 待つ文は 枯野に響く 蝉時雨かな
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音蔵 雅秀
愛し子と せめて夢でと願えども 会えしや否や 記憶残らず
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音蔵 雅秀
田園は 水張り進み田植え待つ 盛りの春の準備着々
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音蔵 雅秀
稲田道 薄紅褪せて タンポポの 黄色き帯の 鮮やかに浮く
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灰色猫
交尾する虫を密かに飼っている勝手に部屋に入らないでよ
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音蔵 雅秀
門入らば 黄色菜の花 白こぶし 迎えてくれる わが子の施設
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音蔵 雅秀
ほっこりと 陽の穏やかに降り注ぎ 待望の春 遅き幕開け
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ガビー
公園に星座のように散らばった 鈴懸の実は冬の配列
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灰色猫
僕だって点滅してるほたるです時には捕食するため光る
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灰色猫
春風に耐えられなくて散ってゆく桜のようなあなたとの日々
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