うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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茂作
人住まぬ家に殘れる桃の木は 誰のためとや咲ゐて散りけん
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び わ
その一歩遙かかなたの橋のごと努力を重ね満足求め
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つばす
春雨後大気が一変春もよう 蝶々が遊びタンポポ笑う
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つばす
股関節痛みが消えたこの五日 はっきり見えたぞ完治への道
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しきしま
咲けば散るものと花さへ知るよには月ばかりこそすみわたりけれ
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詠み人知らず
春風に ゆれる髪の香 せつなくて つぎの春には 去ぬと下向く
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詠み人知らず
咲ほこり 華やかなれど ちる様を 知るむなしさに 梅の香想う
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仙人の弟子
春の夜は 希望の予感 懐かしさ 別れの悲哀 入りまじるかな
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横井 信
草むらのイヌノフグリの青色の小さな花の揺れる足もと
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仙人の弟子
夜の庭 春の陽気の 温もりに いとど匂わん 闇に移り香
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うすべに
うすべにの風にゆられて波うって 花の滝から逃げ出すめじろ
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海野 冬雪
若者が逝きて形見分けの靴 まだあるだろか私に道が
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海野 冬雪
人幅の吊り橋かかる対岸に 森があるだけ闇があるだけ
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ハジメ
心は部品とは違う取り換えできぬ殻を破り探していこう
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海野 冬雪
こいびとは やさしきひとか そのひとみ かれのこころに ふれたけしきか
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滝川昌之
給食の瓶牛乳が無くなったくらいのもんだ俺たちの定年
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トウジさん
風船を手助けとする入力は出力のない吾には辛し
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痴光山
桜の枝三寒四温に夏日浴び 佐保姫信ぜず つぼみ開かず
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西手心黒
当てもなくそぞろ歩きの道の駅たらぽの天ぷら春を購い
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西手心黒
手習いも学び直しと令和言う気負いも衒いも胸に飾りて
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