うたの一覧
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ななかまど
朝の陽が小さき命看取りたりチャオチュール持ち五月の空へ
11
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只野ハル
本棚の色とりどりの背表紙が色褪せていく読み返されず
4
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ながさき
ほー法華経 ホーホケキョーと 啼いている リビング前の 竹林のなか
9
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草木藍
ふと匂う甘い香りはくちなしや道行く人をやさしくつつむ
9
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詠み人知らず
雲のなき 青空眩しく 夏の香を 胸に吸い込む アスファルトの熱
9
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Aquarius
幸運の女神は常に疑って私はもっと疑り深い
2
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Aquarius
弱い敵いくら舐めても構わない相手舐めても野球舐めなきゃ
0
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Aquarius
すでにもうまるまる全額持ってても悲しいことに半減してる
0
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なりあきら
久方の 五月晴れには 木から木へ 止まることなく 椋鳥が飛ぶ
4
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詠み人知らず
抱きしめて 眠る幸せ 夢枕 互いに話す 夢物語
6
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舞
言霊の三十一文字の神庭にさ迷い遊ぶ うた摩訶不思議
4
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灰色猫
へし切の刃はなほなほ柔らかく守る光を放ちそめきよ
8
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灰色猫
大好きな曲とか紹介したいのに承認欲を爆発させてよ
4
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灰色猫
ただ一歩すすめば静む蛙ども僕はそんなに獣だろうか
7
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茂作
掛け軸の讀めぬ禪語に囚われて 捨てん心のまた迷ひかな
11
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草木藍
在宅の夫の会議や煩わし音を立てずに夕飯作り
6
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灰色猫
誰ひとり持たないもが欲しいのにかえるの声は様々だよな
0
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ハーコット
十字花は純な乙女の恋ごころ少し背伸びの初夏の紅
9
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び わ
変わり行く吾が身の回りふと見れば紫陽花芽吹き梅雨忍び寄り
6
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詠み人知らず
月夜寝に 転ぶ愛粒 欠片取り 遠きを想う 出会い初めを
6
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