うたの一覧
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び わ
懐かしき弟の為新幹線窓行く景色家内とながめ
5
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茂作
懷かしき思ひ驅られるこの景色 きつと父母未生に見た夢
12
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詠み人知らず
雨降りの 短きデート 傘ひとつ 触れ合う腕に 少し喜び
10
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ハーコット
怒鳴り合い感情むき出す韓ドラに不快なときと愉快なときと
1
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横井 信
紫陽花の雨の誘いに足を止め汗を拭いてる風の抜け道
10
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佐竹扇
夢にみるピンぼけをした好きな人今はあなたと断じもできず
0
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佐竹扇
押し入れのカードゲームの段ボール埃の中の友の思い出
2
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佐竹扇
誕生日俺も祝うと君の嘘幾年經てど幾年經てど
0
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佐竹扇
千代渡る日記の伝ふるありし日を結びて人は歴史とぞ呼ぶ
3
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萱斎院
ほととぎす袖のよそにも見しものを けふのこゑとぞ濡らす五月雨
4
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松明
唐揚げとフライドポテト焦がしてはもういいですと一人ついばむ
4
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飛和
筆先にふくんだ墨の濃淡で白紙に咲かせてゆく夏椿
16
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波端
久方の空と海との靑の間 閃き行けり大水薙鳥
6
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灰色猫
これまでに人に焼かれた本たちを償うように聖書を埋める
4
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灰色猫
青い目に生まれたせいで疎まれるとても綺麗に澄んでいるのに
8
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灰色猫
睨んでる君の瞳に住む修羅を労わるようにミルクの粥を
7
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灰色猫
太陽の匂いの本に恋をした何度も恋した青春でした
8
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灰色猫
誰にでも等しく与えられている訳ではないと誰もが学ぶ
7
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うすべに
五月雨に打たれて熟す梅ひとつ 拾われもせず公園の隅
6
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詠み人知らず
泣き空の 雨降る道路 音を聞き 出掛けず過ごす 幸せな時
6
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