うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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横井 信
手のひらにぽつりと受ける雨だれをぐっと握って待つ夏の星
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睡密堂
迎え火は焚かずキュウリを丸かじり君は馬より風に乗るはず
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小春空
パラパラと降られる中でする野球グローブの革破れ安物
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うすべに
雨の脚 こども並んで雨やどり 町の八百屋の軒先の下
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滝川昌之
沈み浮きもろこし畑の麦わら帽甘い一本選んでおくれ
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夕夏
げんだいごらぬきことばがあるようにこごといえどもたぬきあるらむ
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音蔵 雅秀
雛燕四羽はもうすぐ旅立ちや 元気で羽ばたけあの大空へ
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音蔵 雅秀
近く住む子らの元氣な聲で知る 育ち行く樣なぜか嬉しき
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音蔵 雅秀
殘影やわが子と別れ歸宅せど そこに居るよな温もりまでも
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音蔵 雅秀
幼時の愛し子寫眞玉響に 時の逆卷きあの頃に飛ぶ
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音蔵 雅秀
危うげに電線掴む雛燕 わが子氣遣ふ親の姿が
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ななかまど
朝いちの目覚めぬままの喫茶店夜空の色したモーニング珈琲
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へし切
つらい時 風のささやきは 君が声 君が微笑み 生きねば 僕は
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なりあきら
朝靄と 共に憂いも 消えてゆく 海ゆく船の 跡なきごとし
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小林道憲
この年も春を連れてきた日差し 小川のせせらぎぬるむ 道の辺
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Aquarius
「とりあえず弾正朝廷潰してこい」言い出すのは目に見えている
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舞
真夏夜の窓開け放つ月あかり夢やうつつや恋ひとの影
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Aquarius
切腹は勿論しない痛いから弾正の様骨も残さず
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び わ
幸せな事だと想う猛暑でも囲碁手話参加皆で楽しみ
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茂作
警策を叩くリズムが氣に掛かる 隻手音聲まだまだ聞けぬ
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