うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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桜田 武
露の国にモスクワの変プリゴジンは「光秀」にならず変化夢見たが
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よひら
パンケーキ無数の穴が涌出でてやがてこんがり月面になる
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桜田 武
札幌の娘より孫の笑顔届く盛夏「夏休みに預けたい」との願い
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舞
「きれいだね」「明るい色だね」紫陽花に滴る雨のつぶ達語る
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び わ
厳しさが自然を友に力増し風は吹荒れ暑さは異常
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茂作
梅雨明けと人は云わぬに紫陽花は をのれ萎れて枯れそめにけり
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ふるうね
無香料 ボディ・ソープの 無き此処で 君を起こさぬやうに搔い撫づ
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三條
いつだって死ぬのは他人 青ざめた花嫁たちが囁いている
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海ぶどう
唐揚げは金賞取らねば店出せぬ そんな噂を広めています
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仙人の弟子
夏祭り 太鼓の音に花火映え 夜空も今宵無禮講かな
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横井 信
心配な暑さが来ると聞きながら夏の野菜をがぶりとかじる
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小春空
言の葉でつなぐつながる繋がりに言葉にのせる心の言葉
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杜鵑草
白ゆりを今朝は佛にたてまつらむ如何なご縁か妻に似たれば
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うすべに
夜明けから目覚ましよりもにぎやかに くまぜみ叫ぶ夏が来たぞと
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恣翁
残照に つかのま明くなりし部屋 何時しか闇の忍び入りける
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fate
お風呂場が 夢の舞台に早変わり 若者の汗 歌とともに流るる
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へし切
さくら樹はそことも見えぬ草いきれ 誰にとはまし春のなごりを
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ななかまど
さあやるぞ気持ちを声に託しつつ庭の荒草の海に漕ぎ出す
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滝川昌之
夕涼み今夏お初の甚平のタンス臭さと蚊取り線香
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かのん
曇天のにぶいひかりにてらされてあすから休み炭酸しゅわり
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