うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
秋蒔こむぎ
あの場所はもう来ぬひとを待つてゐる 覚えた痛み梅の雨降る
4
もっと見る
-
ながさき
竹山が ヒップホップを 踊りだす 前後左右に 渦巻くように
12
もっと見る
-
痴光山
梅雨の庭うなだるるホタルブクロらに横向けるひとつひとの世に似て
2
もっと見る
-
へし切
思ひ寝の夢の枕にかヘリ来ぬ 妹が袖の香にほふたちばな
15
もっと見る
-
水紫
中庭の 栗を散らさぬ 墜栗花雨 携帯眺める 休みになれと
3
もっと見る
-
松本直哉
ここが足ここが頭と助産師の触診の手のあたたかく撫づ
6
もっと見る
-
Aquarius
綺麗だし子供の苦労してないと井森和歌子ゆり子みな若い
1
もっと見る
-
南美帆
新緑帯越えて残雪踏み進め尾根をヨチヨチ雷鳥も行く
5
もっと見る
-
舞
苦き酒呑みては眠る行く旅の仮の宿りの独り寝の夜半
10
もっと見る
-
南美帆
剣道を続けていたと言う人の胸の厚みに触れた初夏
8
もっと見る
-
南美帆
雨の朝 信号待ちで消していく君の笑顔も景色もデータ
2
もっと見る
-
び わ
美しくクチナシの花咲いている白き花びら微かに揺れて
5
もっと見る
-
茂作
ますますに時の早きと思ひけり きのふ正月けふは水無月
17
もっと見る
-
積 緋露雪
手摑みで摑まへし烏揚羽放しては殘る鱗粉生の足掻きか
1
もっと見る
-
横井 信
生活を作り出してる工場のしずかにひかる植木の若葉
12
もっと見る
-
かのん
ふろあがりすべての憂いながれてくバスタブのなかたゆたうわたし
6
もっと見る
-
恣翁
森閑たる夜のしじまを 縫ふ雨の 軒を打つ音 冴え返るかな
11
もっと見る
-
蔓葵
水の面はやがてみどりのますかがみ早苗にくもる夏の夜の月
11
もっと見る
-
うすべに
寝しずまる月もかくれた雨の音 ほそい鳴き声はやくお帰り
9
もっと見る
-
かを３
パトロール子供見守りゴミ集め見返り求めぬ人がたくさん
4
もっと見る
