うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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音蔵 雅秀
酒入らば 徐々に沁み入り心地良く 心気を解す少量なれど
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舞
しがらみにこの身一つを持て余し見上げて羨もし旅をゆく雲
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よひら
メトロにて台風情報ぼんやりと夏が終われば何が来るのか
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び わ
贅沢に眠い時には瞼閉じ吾を忘れて異次元世界
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茂作
朝ぼらけ窓をあくれば旅の宿 鳥の聲して妻も目覺めり
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つばす
突然の雷雨にカエル飛び入り 嫁が叫びや夕餉のドタバタ
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只野ハル
裏庭にざるに並べた梅を干す残暑干しでも今年は猛暑
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敦希
四分休符 暇短く次ぐ旋律へ 遊び足りない黄金の音は
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横井 信
日常のペースに戻る盆休み明けたホームの朝の静けさ
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詠み人知らず
カナブンが 増えた夜道に じいじいと 背中を合わせ 果たす夏の音
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詠み人知らず
見つめ愛 おこぼれ拾う 懐メロに 深く真っすぐ 胸に刺さりて
2
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からくれなゐの夜
竹の奥庵ほのくらみ夕立のおとづれにこそ暮れ方を知れ
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うすべに
盆帰り 庭の花火の歓声に目をほそめてた祖父のまぼろし
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灰色猫
仰向けに転がる蝉のぬけがらをかろやかに食む秋の涼風
19
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滝川昌之
君のポイなら掬われてかまわない破らぬように上手に乗るわ
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痴光山
暑き昼蝉も黙しぬ「甲子園」声消し観居ればただエアコンの音
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ななかまど
微笑むに理由などなしつるにつる絡まる朝の赤のあさがお
16
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アシタカ
生きるのが不器用だった我が妻は上手に生まれ変われたろうか
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詠み人知らず
弾む歌詞 歌人選び 歌わせる 素敵な音に 指折り数え
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アシタカ
棺桶に商品券を入れてやる三途の川の船賃として
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