うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
酔いしれて 落ちた太陽 恋しくて 寂しくないか 夜の向日葵
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横井 信
ひと夏の疲れの残るかすむ目にゆっくり降りる夜の階段
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詠み人知らず
日を知らず 読み方忘れ 時明かり 好きで生きるか 死してやめるか
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詠み人知らず
三ツ葉揺れ けなされ過ごす 二葉には 一つ葉生きる 姿足蹴に
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詠み人知らず
英雄は 色を好める 自信あり 勘違いする 自信の果てに
1
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詠み人知らず
子を送る 君は一人に なれないよ 無駄な性格 寄り好む蝿
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草木藍
秋の宵合わぬ数字に苛立ちてパソコン閉じて帰り支度す
10
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小林道憲
み仏の教えに生きし亡き母に 老いても学べず 悔ゆる日々
8
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小春空
まだ先の試験に向けて模擬試験明日は受けてみようとはせん
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萱斎院
わたつみの横雲そむるゆふづくひ 恋ふるを知るや浦人が袖
8
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うすべに
雨あけていきおいもどす夏草に最後の応援 くまぜみの声
10
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睡密堂
祖母が言うシガシは東粋だねと誰かが話す十三回忌
6
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滝川昌之
哲学の授業の後は腹が減る思考の迷宮彷徨わされて
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薪
一月の銀杏並木は透きとおる魚の骨格標本に似て
8
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痴光山
小学校四回、中学校三回の転校なくば「幼なじみ」ぞあらむ
6
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詠み人知らず
風任せ 未来を托す 折れ線に 紙飛行機の 飛ばぬ夢なり
6
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ななかまど
律の風吹き始めたる時計台ビルの谷間に明治を刻む
12
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へし切
むらさきの匂へる妹の恋ひしかり むさしの原に秋は来るとも
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トウジさん
柿の実に浅黄捉えて秋近しまだ愛しいかなランニングシャツ
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音蔵 雅秀
効かぬ身を 解し動かし抗いて 愛し子と共いま少し先
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