うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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横井 信
田園に霜降る朝の風を避け二羽の小鳥は屋根でよりそう
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朝野沙耶
立ち昇る烟草の罪に魅せられて清き青葉を焼く煙かな
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平瀬たかのり
具志堅のパンチ一撃日曜日宿題もせず僕は少年
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ハジメ
介護とはマイナスならず人生を豊かにする大切なこと
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澪子
雨粒は川の流れに飮み込まれあをく渦卷く海原となる
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ＫＥＮ
冬桜春の隣は寂しさ隣 花一重やがては離る人と思ほえ
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仙人の弟子
バス停で 毎朝顔は 見るものの 言葉交わせぬ もどかしさなり
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こぐまじゅんこ
子守り歌に飽きたみたいなさっちゃんに「蛍の光」を歌えばすやすや
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トウジさん
歳経れば俺も病むかと思われる死すなら死せと普段は強がり
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仙人の弟子
遺構なき 寝殿造り 何処にか 掘ってみたいな 京の街中
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うすべに
やさしさに梅のほころぶ雨模様 週間予報も三寒四温
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滝川昌之
開けたての缶から香る珈琲に朝からルンバ鼻がルンルン
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海野 冬雪
サイコミュや誰を殺すか悟らせぬ 次の戦争 足無き人型
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海野 冬雪
昨日より傷つけるだけの人になり 傷さえ負わず朽ちる枯れ木
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みそ
気がつけば歩みは早く 飲み物はさらに冷たくポテトはぬるく
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海野 冬雪
こころ野に人影少なく通し良く 自由にあらず自業の景
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ななかまど
厳寒の頃なるもこの暖かさ てんとう虫も惑いまどろむ
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海野 冬雪
大空の笑顔さ新郎澄む瞳 葉隠は記す「男は稀」とか
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海野 冬雪
ふきすさむ はまべのすなに りゅうぼくで おもいをしるし わすれゆけ
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朝野沙耶
雑踏とネオンの消えた夜明け方 缶チューハイに足を蹴られた
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