うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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桜田 武
菜園の紫陽花枯れて寂し眼の保養となる紫なしの夏
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桜田 武
泥棒根性の露組統領返せばよし他組より奪いしものを
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畑中
清浄と祠を置くは落ちのびし平家が山を拓きしところ
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び わ
クーラーを付けずに氷代用に風が窓から手助けをして
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茂作
色變へることも忘れずあるじ無き 家の紫陽花いまさかりなり
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恣翁
二片の 薔薇の紅の花弁が散れる 机上の詩集の表紙
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うすべに
夕焼けの風に綿毛のきらめきの 月にむかって舞い上がる夏
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兎桃
吾が車一日代車に乗りたれば身に馴染むまで暫くかかり
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横井 信
庭先で犬もバテてる快晴の梅雨入り前の暑い一日
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敦希
下の句が填まらずふた駅歩く帰途 言の葉およぐ日の長い空
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滝川昌之
暮れなずみまだ群青になりきれず残る茜に一羽鳥影
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痴光山
土手道を飾れるカラスムギ早や老けぬ 雨の季くること つゆ知らず
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ななかまど
遠山の入道雲を見ておれば蝉追う童の夏に帰りぬ
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へし切
この国に四季折々の景色なく 変わる気候に惑うこの頃
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音蔵 雅秀
ウクライナ支援に疲れ 自国民 抗い始め ＥＵ混乱
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音蔵 雅秀
爆音を響かせ青春 爆走す 愚かさ気づくは まだだいぶ先
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音蔵 雅秀
スズメらにムクにヒヨドリ 時にモズ カラスまでもが鳴き混じる午后
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音蔵 雅秀
乳白の雲は静かに青さ増し 雲間劇場 曇り後晴れ
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音蔵 雅秀
ムクドリの 隣で騒げど知らぬげに 鳩のポツンと 孤独身に沁む
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舞
夕焼けの彼方にあるやオリンポス神々の棲む地図に無き街
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