うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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名鈴
百年も 経なば物の具 霊を得て 人より見聞きし げに人がまし
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舞
春彼岸墓所へも行けず親不孝思い出浮かべ酒供養かな
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Chihiro
もう解決はしないから僕達は死ぬ前にアポロに乗らなくちゃ
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Chihiro
冷えた足を君の両手で温めていて、春が来るまでで良いから
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Chihiro
「ねえ、僕達この青い球体を悲しみの重さで潰しちゃうかも」
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Chihiro
混み合った朝の車内に私人達の詩 頼りなく疑いもなく
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灰色猫
この春もやっと桜が咲きますよ父に供えし牡丹餅が笑む
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灰色猫
彼方から地球を照らす星々のひとつに水の星があること
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詠み人知らず
アラフォー まだ少し早いか そんな年齢 最後は愛する人に 看取ってほしい
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斉藤沙魚
垂直に愚直に恋が育ち過ぎ君の方へと伸びていかない
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横井 信
花便り 少し冷たい朝の風 そっとはじめる在宅勤務
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灰色猫
コバルトの未踏の星へ旅をしたあなたの船を銀河へ帰す
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うすべに
にぎわいが懐かしい町 塀越しに 木蓮の蝶青空に舞う
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可不可
どの星にも根づかなかった君といふ小舟をダークマターへ帰す
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芳立
春分けて日影は去年のままながらわづらひまさる現世に射す
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天鳥
自粛ですコロナコロナといわれても今日のお天気お出かけ日和
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千映２
ご機嫌を伺うように啼く鶯吾は茜空にこころ奪われ
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滝川昌之
土ぼこり春風にのせ球児らが夏を信じて押し引くトンボ
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荒野のペンギン
三度目の 彼岸を迎えて 墓参り 何を問うても 君は答えぬ
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ななかまど
おお風の吹くお彼岸の中日に甘きぼた餅祖霊と共に
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