うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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深谷真雪
名ばかりの春 微笑みが消えてゆくいつもの春が戻る日はいつ
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水海はるこ
長い長いまばたきをする開けたときすべてが夢でありますように
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水海はるこ
ちっぽけなちっぽけな私の世界守り続けて窒息死しそう
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滝川昌之
竹林の静寂は待つ鳥影に鶯色の葉擦れの音に
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ななかまど
竹の子は掘られゆくこと知らぬまま黒き土中になよ竹想う
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えんとつｃａｆé
幼くて恋をしらない甥っ子はデートのことを遠足と言う
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灰色猫
わいわいと夢のかけらが生まれ来る幼い胸じゃ抱えきれずに
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夏恋
健やかな顔で公園駆ける子ら放課後だもん自然な姿
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千葉 甫
まだ青さ残るバナナのぽつねんとある陳列を過ぎて振り向く
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夏恋
六日間塾と習い事寿司詰めの異常に気づく自粛の中で
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夏恋
長い休み犬を連れた少年が海辺を走る珍しい日々
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夏恋
黒帯は相手を傷つけてはならぬ師の教えなれど我には遠く
3
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夏恋
じたばたとせぬ為の武道なり我はまだまだ修行が足りぬ
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みっさん
円らなる大きな瞳何を見る美しきもの見つめて生きよ
3
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みっさん
おちょぼ口可愛ゆきあくび嬰児よ愛に包まれすくすく育て
3
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源 漫
長き夜や添ひ寝の病まふ母の咳をば絶え絶えと聞きて心の奥をひびけり
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名鈴
誰が知らむ 暗き地の底 ただ一人 大地震防きし 丈夫ありと
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舞
ウイルスも非常事態宣言も幼さ子ら無心に遊ぶ声のうつくし
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び わ
補助金を小売の店に支払うと政府はいうが期間気になる
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青き銀椀
水銀が教へてくるる目盛り見て今しばらくの我が身信ずる
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