うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ななかまど
水満ちて透明な空うつる田に夏近づきて秋がまた来る
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夕夏
はいしゃさんけんさいんにとこえかかりじしんのけんさうけるはならず
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夕夏
しゅうだんいがいめんえきもなくかんせんはおこりえてあしはあらえず
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ＫＥＮ
にはたづみ 紫にほう 日照雨かな 藤のいくひら 肩に舞ひ散る
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千葉 甫
木の枝に声の弾んでいる雀 体の弾んでいるもう一羽
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吉野 鮎
たつぷりと水ふくむ氣の朝の道 息苦しますく忙しこゑ雲雀
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水紫
足踏まれ誰ぞと見ればロボ掃除機乗り上げ轢きつ痛い車輪跡
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水紫
狂いける曜日感覚休みボケ目覚まし止めて気づけば真昼
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名鈴
理は あなたこなたで 異なりて その所柄に 我が身を合はす
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舞
山の幸手のひらに受け湧き水を妻といただく青空の下
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び わ
庭一面柿や蜜柑の芽が溢れ五月の良き日楽しんでおり
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コタロー
花束に喜ぶ主人眺めたるタマはたんぽぽ咥えて來たる
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コタロー
母の日のカーネーションは花屋出て親子に愛を捧げに走る
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横井 信
携帯の画面を見ては固まった心をほぐすカエデの木陰
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詠み人知らず
愛情は 最初だけ 降り注ぐ あとは情で 暮らすだけ
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ケンイチ
いにしへの上水道に緑さす我らは春を失ひたれど
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芳立
夏は来ぬ窓べにそれは見えずともみどりの薫る風にこそ知れ
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ながさき
我が弟子よ 諸難有りとも 疑ひの 心なければ 仏界至る
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萱斎院
池の面に春のかたみとはひさして かよふ松風散らす藤波
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こうは
あらたまの月も滿ちるる今宵や明日の日にも良事がありさう
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