うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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西村 由佳里
これからもぽかぽかとした人生を生きてください明日で十八
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千葉 甫
いたずらに温い空気を混ぜている また消し忘れていた扇風機
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あかつき
小玉スイカの一番甘いところを齧るように過ぎ去った日々
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夕夏
えんみまんいほうちょうしゅうとわれぬやごうけいすればおくまんちょうじゃ
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夕夏
ちゅうごくごこうこくさんびょうりょうきんはっしんじゅしんしゅうにゅうかって
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寝惚亭奥地新吾
梅雨に濡れ色洗われし紫陽花の今ぞ盛りの清楚と気品
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詠み人知らず
殴り込む輩が居ない令和の世売れるためならなんでも有りか
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夕夏
おとなりのだいとうりょうおうせいなりほこりぷらいどいじっぱりみえ
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あかつき
迫りくる朝から逃げてカラーバーの極彩色がぐにゃりと歪む
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舞
酔うほどに酒酌む手つき語る愚痴似て来たような逝きし父へと
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名鈴
さみだれに 降り籠められて 思い回し 約まやかなる 夕餉を供す
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び わ
病院の待合室でひたすらに耳を澄まして呼ぶ声を待つ
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灰色猫
隣りあう本と本とで出会えたね書店が閉じたら愛を語ろう
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灰色猫
帰らせていただきますと風呂敷にぼくを包んで家出する母
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灰色猫
本当にアポロに乗った探索は月の女神に会ったのかしら
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灰色猫
人知れず消えたいけれどご近所に樹海がなくて困っているの
9
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灰色猫
神様と呼ぶのは終わり戦争をどんだけ起こして来たんだ貴様
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縫
目を細めて微笑うおやすみ前の後世界ごと愛でたくなる君
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夢士
水無月の夜の散歩の雨の路何処の庭の梔子の花
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ＫＥＮ
千島笹 一切經を 謳ふかは 五月雨の後 峰の風澄む
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